
ひな人形は、立春〜2月中旬頃まで飾る事がよいとされていますが、
今日は、「大安吉日」ということもあり飾り付けをしました。

ひな人形は、子どもを事故や病気から守ってくれるように、
健やかで優しい女性に育つように、
美しく成長していい結婚に恵まれるようになど
親が願いを込めて飾るものです。

飾りの意味をご存知ですか?
ひな人形の飾りはたくさん種類がありますが、それぞれに意味があります。
三人官女は、内裏につかえる女官です。
左がお酒の入った「加えの銚子」を持った女官
中央が盃を三方にのせて持った女官
右がお酒を注ぐ「長柄の銚子」を持った女官です。

こちらは菱餅(ひしもち)。
赤は健康、緑が魔よけ、白が清浄を表しています。
さらに、白い雪から緑の芽が出て花が咲く様を表してるという説もあります。
ちなみに菱とは植物の名前で、菱の葉が水面に浮かんだ時の形を映しています。
尖った形に厄除けや魔除けの効果があるそうです。
下の段の3つの道具は、左から、御駕籠(おかご)、重箱、御所車です。
大名の姫君の御輿入れを表しています。

こちらは、雛のつるし飾り(ひなのつるしかざり)
江戸時代後期から伝わる、無病息災、良縁を祈願して、雛壇の両脇に
細工を吊すもので、過去においては庶民の雛壇代りでもあったようです。
ところで、ひな人形を仕舞うのが遅くなるとお嫁にいけないというお話がありますね。
それには二つの理由があります。
まずは、片づけができないような人は家事ができないために
婚期が遅れてしまうというもの。
もうひとつは、ひな人形には代わりに厄を引き受けてもらうという意味があるので
片づけが遅くなると、その厄を再び拾ってしまうというものです。
♪あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり♪
ママは、毎日つわりで泣いてばかりいたけど
あなたが生まれた瞬間も泣いていました。
うれしくて。うれしくて。

3月3日まで大切に飾ろうね(^_^)/